PC-Volumio
Volumioは色々なプラットフォーム(その殆どはワンボードPCですが)で動作するよう各種ボードにチューニングされたものが幾つも出ています。その中には、x86/x64系PC、要は普通のWindows PCで動くバージョンもあります。今回はこれがテーマです。
PCはAsrockのAM1H-ITXというマザーボードにAPUをAthlon 5350、メモリ4GBを積んだものを使用しました。
Volumioのインストールは、SDカードに書き込むのと同様にしてUSBメモリにイメージを書き込みます。そして、UEFI(BIOS)画面からUSBメモリで立ち上がるようにPCを設定して、USBメモリから立ち上げます。このとき、HDDもSSDも当然要らないので、取り外してしまい、マザーボードだけで立ち上げるようにします。
AM1H-ITXは面白いマザーボードで、普通にATX電源から電源を供給することもできますが、19VのACアダプターから単電源で立ち上げることも出来ます。そのため、リニア電源を作りやすいというメリットがあります。しかし、今回はACアダプタで立ち上げました。電源作成は今後の課題です。
Athlon 5350は2.0GHzのクアッドコアでTDP25W、リテールのクーラーでもファンの音は余り気になりません。それにメモリ4GBを積んでいますから、ラズパイよりはさすがに高性能です。
DACとは、Amaneroから同軸S/PDIF出力で接続しました。音もスペックの余裕からか、かなりラズパイよりは良くなります。澄んだ感じがして、しかも重心は低くなります。
今後は、このPCでしっかりした電源を使って鳴らすことと、より高性能なPCで動かした場合に音はどうなるかを試してみたいと考えています。
ASRock マザーボード AMD Athlon Sempron(Kabiniコア) ハイエンド AM1 Mini-ITX DispalyPort AM1H-ITX
- 出版社/メーカー: ASROCK
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