スピーカーの改造
2年前には、デジタルチャンネルデバイダーを使ったマルチアンプにしていましたが、1年ほど前にパッシブネットワークを使った2ウェイとしました。
パッシブネットワークは、チャンデバと同じLinkwitz-Rileyフィルターで1kHzクロスの-12dB/octのスロープ、ツィーターには-10dBのアッテネーター、ウーファーはインピーダンス補正をしています。
パッシブネットワークでは、素子の質が音質を大きく左右するので、コイルは14AWGの空芯コイル、コンデンサーはASCのX335シリーズを使っています。アンプは、Hegel H10が1台となりました。
デジタルチャンデバからパッシブネットワークにしたのは、デジタルチャンデバではAD/DA変換がどうしても入ってしまうのが気になったからです。デジタルチャンデバのAD/DA変換器は決して悪いものではないのですが、最良とは言えないことも確かですので、気になっていたのです。
変えてみての音ですが、より細かなニュアンスが出るようになり、アーティストのやりたい事がより伝わってくるようになりました。一応、成功したという感じで今はこれで聴いています。