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とのじの迷宮

オーディオ・音楽、その他趣味について呟いていきます。

金属製エンクロージャは本当に良いものなのか?

木の響きの乗るスピーカーは楽器を含めた長年の感覚で受け入れられ続けるだろうけれど、アルミの金属臭のするスピーカーはどこかで反動が起こって拒否されるようになるのではないかな、と思っています。アルミの板を斜めに立てかけて、手の甲で軽く叩いてみると、綺麗にキーンと鳴り響きます。木の音がコツコツとしか鳴らないのと対照的です。アルミは木よりも重い分鳴り辛いかもしれませんが、鳴りを抑えるのは木よりも苦労しそうです。そうした素材をスピーカー・エンクロージャに使って盛んに「鳴かないエンクロージャ」を喧伝しているのが、今のオーディオ・ジャーナリズムです。しかし、アルミ製ハイエンド・スピーカーはやっぱり鳴るのです。その鳴り方が今までの木のエンクロージャと異なるので、多くの人は認識できていないだけでしょう。カーンと響くの素材なので、ある種透明感が増したように感じますが、所詮は鳴りにすぎません。そう意識されるようになったら、多分アルミエンクロージャは見向きもされなくなるのでないかと感じています。

あるいは、簡単にこう自問してみます。家を揺るがすことさえある低音を高々20mm程度のアルミ板で抑え込むことができると本気で思っているのかしら、とも。

まあ、エンクロージャに金かけないと、1000万円超のプライスタグは下げられないとの理由もあるのでしょうけれど。