WindowsとLinuxの比較
同一条件下での比較はやった事がないなぁ、と思ったので、先週遅い夏休みが取れたのでやってみました。
用意するのは、普通のPC(使用したPCのスペックは、Corei5 4690S, ASRock H81M-ITX, 8GBメモリ、picoPSU電源)と、1TB HDDです。
HDDは160GB, 160GB, 残り(600GB余り)にパーティションし、それぞれにWindowsとLinuxをインストールします。今回、WindowsはWIndows7 pro 64bit、LinuxはUbuntu Studio 64bitをインストールしました。どちらも最近使い慣れているからという理由です。
残りの領域は、NTFSでフォーマットしてどちらからも読めるようにします。Ubuntuには、NTFS configuration toolをインストールして、NTFS領域を読めるようにします。Windowsは、ここをD driveとしてデフォルトのデータ領域とします。また、Ubuntuでは、mpdのリンクを張るときに直接この領域を指定します。
これで、共通のデータ領域の同じデータにアクセスし、同じハードで動く環境ができあがりました。
Ubuntu Studioはmpd、Windowsはfoobar2000(WASAPI接続)、これもよく使われているからという理由からです。USBを使った場合、Windowsではドライバーが必要になったりしますので、ここはマザーボードについていた光デジタル出力(S/PDIF)を使いました。
これで、同一ハードの同一HDDから同一データに出力して比較できる環境ができました。残念ながら、ディアルブート環境でOSの立ち上げ直しには再起動が必要なので、A/B切り替え比較はできないことですが、同じHDDに収められた同じデータでの比較が可能になりました。
で、結果はUbuntu + mpdがきめ細かく音で広い音場が広がるのに対して、Windowsでは聴きやすくなる反面、音が鈍る感じでした。
この辺り、再生ソフトの選択でも色々変わるでしょうから、このHDDはこのままにしておいて、今後も色々と試してみようと思っています。