とのじの迷宮

オーディオ・音楽、その他趣味について呟いていきます。

RaspyFi 初歩からの事始め その1

・用意するもの

必須: Raspberry Pi本体(後述)、4GB以上のSDカード(相性あり、Transcend 8G SDHC class10では確認済み)、micro USBのACアダプター(モバイルバッテリー用で入手可。ヨドバシなどで1500円程度)5V/1A以上を推奨、NAS(音楽データ用、DLNA準拠でなくても良い)、NASIPアドレスと音楽ファイルの入っているフォルダー名、DHCPサーバー機能のあるルーター(既にある場合はGbイーサスイッチングハブ)、LANケーブル(オーディオ用でなくても可)、USBケーブル(オーディオ用の方が好ましい)、USB DAC(あるいはDDC+DAC)、Windows PC、

あれば便利: 家庭内ネットワーク環境(DHCPサーバー機能のあるブロードバンドルーターに接続されたネットワーク環境)、Android端末あるいはiPhone(iPad, iPod touch)、ネットワークに関する多少の知識、Linuxに関する多少の知識

・Raspberry Pi入手方法

RS Componetsで買うのが一番手軽。リンク先のページより"Raspberry Pi Type B 512MB"を選択。Type AはLAN端子がないので避ける。ケース(980円)も買っておいたほうが良い。

 以降、英語が読める人はRaspFi User Manualを参考にした方がわかりやすい。ここでは、Windows PCを使う場合に特化して説明。

・RaspyFi入手方法

RaspyFI ver1.0 βテスト*1こちらからダウンロード。Chromeでは自動的にダウンロードを始めたが、他のブラウザでは未確認。

・RaspyFiインストール

基本的にRaspyFiのディスクイメージをSDカードに書き込むだけ。

1) SDカードの読書きができるWindows PCを用意。Win32 Disk imagerをこちらよりダウンロード。

2) 入手したRaspyFiイメージの解凍。rarファイルなので、Lhaplusなどを使用して解凍すればよい。

3) 解凍したイメージファイルをWin32 Disk imagerを使って、SDカードに書き込み。

・Raspberry Pi接続

イメージを書き込んだSDカードをRaspberry Piに挿入して、ACアダプタ接続。LAN端子を繋げてDHCPサーバー機能を持つルーター(あるいはスイッチングハブ)に接続。スイッチングハブの場合はDHCPサーバー機能を持つルーターに繋げる。NASもルーター(あるいはスイッチングハブ)に繋げておく。USB DACなども接続しておく。

SSH クライアント導入

SSHLinuxのリモートアクセス用のソフトと思えばよい。SSHを使ってLAN接続で、Raspberry PiにWindows PCからリモートアクセスで操作する。このために、Widows PCにはSSHクライアントをインストールする。

 どのようなSSHクライアントがあるかは、"Windows SSHクライアント"でgoogleなどで検索すれば、幾らでもでてくるので好きなものを使えばよい。ちなみに、私はPoderosaというSSHクライアントを使っている。このソフトのダウンロードはこちら。2006年から更新されていないが、機能的にはこれで十分と思われる。

 

Raspberry Pi Type B 512MB

Raspberry Pi Type B 512MB

Raspberry Pi Clear Case

Raspberry Pi Clear Case

*1:現在ではRaspFi ver.1.0となっている